様々な断食方法一覧

ミルクで断食の効果

 

赤ちゃんの飲む「粉ミルク」を水代わりに~ミルク断食


今、「プチ断食」という断食方法が密かに流行しています。プチ断食とは、もともと水だけで過す修行のようなものでした。しかし現在では、1日から2日、食事をりんごやヨーグルトだけにするなど、体に良いものだけをとる期間をもうけて、胃腸を一度リセットするというものが主流です。体重調整という意味では、ダイエット効果も見込めます。そのプチ断食の中には、ミルク断食というものがあります。

ミルク断食というと、牛乳だけを飲んで過すことをイメージし、人によっては嫌ってしまうこともあるでしょう。しかしミルク断食のミルクとは牛乳のことではなく、赤ちゃんの飲む「粉ミルク」を示します。ミルク断食とは、粉ミルクを水代わりに摂取して行う断食のことなのです。 

粉ミルクは母乳をお手本に、牛乳由来の脂肪(飽和脂肪酸)を除き、大豆油・ヤシ油を原料とした植物性脂肪(不飽和脂肪酸)を増量し、必須脂肪酸であるリノール酸、リノレン酸などが配合されています。 
その他にも、トオリゴ糖などの糖質、ビタミン類、微量の無機栄養ミネラル(カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、銅、鉄、マンガン、ヨウ素などの微量元素)が添加されています。まさに、粉ミルクは栄養の宝庫なのです。 

もともと粉ミルクは、母乳に限りなく近づけて作られています。ですから人間にとって、最低限必要な栄養が、的確に配合されているのです。そもそも、赤ちゃんは母乳や粉ミルクだけで生きているのですから、断食期間も粉ミルクだけの摂取で問題ないのです。


栄養分を補給しながらだから病弱者でも断食可能

 

一般的に行われている断食は、血液をきれいにすることを目的としています。たとえば寝便という腹部腸壁の内側にこびりついた古い便は、食物の消化吸収の妨げとなり、血液を汚す原因となっています。この寝便をはがし落とすというのも、断食の一つの効果なのです。 

しかし一般の断食では、摂取するのは水だけです。健康体の人間でも、長期間水だけの生活を続ければ、かなり体力を消耗します。特に何か他の持病をわずらっていたり、体が弱い人には、かえって体に負担をかけてしまうこともあります。

ミルク断食であれば、体に必要な栄養素は無理なく摂取できます。粉ミルクは赤ちゃんの命を繋ぐだけの高い栄養価を持っており、同時に強い浄血作用も持ち合わせているのです。粉ミルクを補給しながら続けるミルク断食では、栄養分が十分に補給できるのです。例えば体の弱い人でも、あまり体力を消耗させることなく断食を続けることが可能になります。


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